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すき間が気になる…すきっ歯(空隙歯列)の治療方法
「前歯の隙間が気になる」
歯並びの隙間を矯正治療で治す場合、どれほど時間がかかるのか、どうやって治すのかなど気になる点もあるでしょう。
今回は、歯並びの隙間が生じる原因と治療の流れについて見ていきます。
すきっ歯(空隙歯列)の原因
すきっ歯は「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼ばれる状態で、主に以下のような原因が考えられます。
・歯のサイズが小さい・形が細い
・矮小歯(通常よりサイズが一回り小さい歯)がある
・歯の本数が少ない
・歯並びが外側に広がって傾斜している
・あごが大きい
・舌が大きい
すきっ歯の治療の流れ
隙間が軽度(4mm以下)の場合
隙間を寄せあって、なくしていきます。
ワイヤーまたはマウスピースによって治療が可能なことが多いです。
隙間やかみ合わせの状況によりますが、骨格や噛み合わせが標準的な場合、数か月〜1年程度と比較的短期間で終了するケースが多いです。
また、隙間が1か所のみの場合などでは、部分矯正により改善できることがあります。
ただし、空隙は他の歯並びと比べても後戻りが生じやすいため、矯正治療終了後は歯の裏側を細いワイヤーで固定するなどの工夫が必要になります。
隙間が大きい場合・歯の本数やあごのサイズやが原因の場合
かみ合わせ、見た目(軟組織)など総合的に考慮して、隙間をなくす代わりに歯の本数を補う場合があります。
歯のサイズや形を修正するケース
矮小歯がある場合や、治療を短期間で終わらせたい場合、後戻りのリスクを減らしたい場合などは、歯のサイズや形を修正することで隙間を閉じることがあります。
ダイレクトボンディング、ラミネート、セラミックなどが選択肢にあげられます。
現在の空隙歯列の原因を特定し、後戻りのリスクと治療にかかる期間などを考慮して治療方法を選択することが重要です。
著者

林 在娟(りん ぜよん)
御茶ノ水林矯正歯科 Lim Orthodontic Clinic 院長
略歴
大阪大学歯学部
歯学博士(大阪大学)
日本矯正歯科学会認定医






