
簡単な矯正で治せる?部分矯正について
「前歯が少し重なっているところだけ気になる」
「昔一度矯正治療をしていて、5〜10年たってまたガタガタになってきた」
このような場合に検討できる方法が、部分矯正です。
部分矯正が可能な場合、装置をつける範囲も少なく、比較的短期間・低コストで治療できることが多いです。
この記事では、部分矯正について詳しくお伝えしていきます。
部分矯正とは
上または下の前歯、奥歯など一部のみを動かして並べる矯正治療です。
装置はワイヤーを使うのが一般的ですが、前歯の軽度のガタガタなどではマウスピースを使用することもあります。
部分矯正が向いている人
・前歯の軽度のガタガタのみを治したい
*特に、前から1〜2番目の歯に限局したガタガタが対象になることが多いです。
・以前矯正治療を行っていたが、後戻りしてしまった
・奥歯を虫歯などで抜いてしまって、隣の歯がずれてきた
部分矯正が向いていない人
・ガタガタの量が大きい人
*歯の重なりが大きい、犬歯の位置がずれている、奥歯までガタガタがあるなど
・口元の前突があり、前歯の位置を全体的に移動する必要がある
・出っ歯や受け口など、上下でかみ合わせを整える必要がある
このようなかみ合わせの場合、歯並び全体の治療が推奨されます。
部分矯正の費用・治療期間
前歯の部分矯正
費用・・・20〜40万円(ワイヤー)/20〜70万円(マウスピース)
治療期間・・・3か月〜1年程度のことが多い
奥歯の部分矯正
費用・・・20〜40万円(ワイヤー)
治療期間・・・3か月〜1年程度のことが多い
部分矯正の費用や治療期間は、抜歯か非抜歯かによっても大きく変わってきます。
抜歯を行う場合、治療期間は非抜歯より長めにかかることが多いです。また、部分矯正ではなく歯並び全体の矯正治療が必要になる可能性があります。
部分矯正が可能な場合、全体の治療と比べて矯正治療の負担が軽減される可能性があります。
ご自身の歯並びが部分矯正で改善できるのか、歯並び全体の治療と比較して違いがあるのかなどしっかりご検討の上、納得できる治療を選択されると良いでしょう。
著者

林 在娟(りん ぜよん)
御茶ノ水林矯正歯科 Lim Orthodontic Clinic 院長
略歴
大阪大学歯学部
歯学博士(大阪大学)
日本矯正歯科学会認定医






